スイスの旅 U

2008.07.15〜7.26



 スイスの旅も後半の6日目に入りました
ここらあたりから、一日が転がるような速さで進んで行きます
スイスはというよりヨーロッパは3月最終日曜から月曜日にかわる瞬間、時計の針を1時間進めサマータイムになります
つまり日本との時差8時間がその日を境に時差7時間になるわけです
日本の夏も日暮れが遅いですが、ヨーロッパの夏はこのサマータイムのせいで夜の9時はまだ明るいです
今回の旅行中、ほとんどの夕食をマーケットで調達したビールやチーズ・パンなどですませました
現地のマーケットはどこも旅行者の夕食の買い物でにぎわっていましたから私たちと同じようなことをしているんでしょうね
ホテルに帰れば素敵なレストランが待っていましたがそこでお食事するにはそれなりのお洋服に着替えないと・・・
疲れきった身体にはなかなかそれが億劫で、ついついお部屋持込の簡単な食事に・・・
でも、これが結構楽しかったですよ〜
ビールを飲みながらワイワイ四方山話、交替でお風呂、お風呂から出たら美容〜(笑)


6日目 7/20
一日を目いっぱい動き、その日の終わりにはくたくたになる身体ですが一晩眠れば復活しますからまだまだ若いということでしょうか(笑)さあ、今日はいよいよマッターホルンの絶景ポイントへ・・・
朝6時・・・赤く染まる朝焼けのマッターホルンを期待していましたが山頂付近に雲が半分かかりいいわけ程度にちょっとだけピンクに・・・それでも月齢17ぐらいのお月様がマッターホルン山頂付近に居てくれたおかげで気がなごみました・・・
いつものようにゆったりとした朝食をとり、ホテル出発です。朝日に照らされたホテルのオープンテラスで青空にそびえるマッターホルン(北壁)を背に記念撮影。マッターホルンを眺めながら坂を下り、ツェルマット駅前にあるゴルナーグラート鉄道の乗り場へ

○ツェルマット(標高1631m)→ゴルナーグラート展望台駅(3090m)
登山列車(ゴルナーグラート鉄道)所要時間42分
ツェルマットでは青空に映えきれいに見えたマッターホルン、ゴルナーグラートに近づくにつれて黒い雲が多くなりいや〜な感じ・・・ゴルナーグラート展望台駅に降り立ったもののマッターホルンは雲の中・残念・・・
展望台にある「クルムホテル・ゴルナーグラート」でショッピングやお食事をし、氷河などを見て帰路へ

ゴルナーグラート展望台駅→リッフェルベルク駅
下りの登山列車、2駅目で下車、リッフェルベルクの駅周辺を散策

リッフェルベルク→ツェルマット
登山列車 下車後、ツェルマットの町を散策。ネズミ返しの家など見てまわり、夕食の買い物・・・
                                             ツェルマット泊

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『スイスの旅NO.5』
7日目 7/21
ツェルマットの2泊が終わり今日は再びベルナー・オーバーラントにあるグリンデルワルドの村に帰ります。でも〜〜ホテルから見るマターホルンがその先端までくっきりと美しすぎるのです。雲に覆われて姿を隠してしまった昨日のマッターホルンへの欲求不満が残っていますから、このままここを離れるわけにはいきません・・・もう一度マッターホルンに挑戦・・・何分、気まま旅だから(笑)

○ツェルマット(1631m)→ローテンボーデン(2815m)途中下車→ゴルナーグラート(3090m)
登山列車(ゴルナーグラート鉄道)
ローテンボーデン駅下車・・・駅からリッフェルベルク方面に5分ほど下るとリッフェル湖。きれいに逆さマッターホルンが見えました。絵葉書の世界です。ワタスゲの群生も・・・またまた絵になる景色・・・感動。そこからもう少し行くとリッフェル湖より小さい湖。そこからもまた逆さマッターホルン。

ローテンボーデン(2815m)→ゴルナーグラート(3090m)
登山列車1駅でゴルナーグラートに到着 昨日も見た4000m級の山々が連なる大パノラマ・・・モンテ・ローザ、リスカム。ブライトホルン、マッターホルン・・・今日はきれいに見えました。でも〜山のお天気って変わりやすいんですね〜〜ローテンボーデンでは真っ青な空が広がっていたのに、ゴルナーグラートではだんだん雲が多くなってきて・・・充分にマッターホルンやモンテローザ、ゴルナーグラート氷河など堪能しましたからそろそろグリンデルワルドへ帰らなくっちゃぁ!移動開始です・・・

○ゴルナーグラート発→ツェルマット
登山列車(ゴルナーグラート鉄道)
○ツェルマット→フィスプ  列車
○フィスプ→シュピーツ 列車
○シュピーツ→インターラーケンオスト 列車
○インターラーケンオスト→グリンデルワルド 列車
インターラーケンオストで夕食のお買い物をして最初泊まったグリンデルワルドのホテルへ・・・
                                        グリンデルワルド泊



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『スイスの旅NO.6-1』


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『スイスの旅NO.6-2』
8日目 7/22
グリンデルワルド滞在最後の日ということになりました。ホテルの部屋から見上げる空はすっきり晴れという状態ではないのです・・・ちょっと残念な気もします。ユングフラウ(4158m)とメンヒ(4107m)の間にあるスフィンクス展望台(3571m)から抜けるような青空をキャンバスにスイスアルプスが連々とまぶしいほど輝き、手を取り合って喜びに胸震わす私たちの姿をずっと思い描いておりましたから、この日のお天気はちょっと想定外なのです〜〜それでも一縷ののぞみを抱いて今日も元気にお出かけです

グリンデルワルド・グルトン駅→メンリッヒェン駅
ゴンドラ(所要時間30分)

○メンリッヒェン→クライネシャイデックまでハイキング
初心者用ハイキングコース(1時間30分)の平坦な山道を私たちは4日目(7月18日)とまったく同じ状態でのらりくらり写真を撮りながら4時間以上かけて歩きました〜クライネシャイデックの駅前のテントレストランでビールとソーセージの遅い昼食

○クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台へ
ユングフラウ鉄道(50分)
スフィンクス展望台ではな〜〜んにも見えませんでした(アルプスは真っ白い霧に包まれていました)
霧に包まれた窓の外を眺めながらティータイムを取り、最終の登山列車で下山

ユングフラウヨッホ→クライネシャイデック

○クライネシャイデック→グリンデルワルド

いよいよグリンデルワルド最後の晩になりました。同じホテルに5泊。最後の夜はホテル内のレストランでコースのディナー・・・お値段もまあまあでしたが、なかなか素敵なディナーでした。なんと言ってもディナーの主役(私たち)が一番素敵だったかも〜〜最後までレストランに居座りました〜(爆)
                                          グリンデルワルド泊
この日のスライドを作りはじめますと、お花の種類の多さに、1編では収まりきれなくなりとうとう3編になってしまいました。見ていただくのにお時間がかかりますので日を改めてご覧ください(笑)それと私は今年の3月にドイツ・スイスの駆け足旅行をしております。3月29日、この日とおなじようにスフィンクス展望台に行きましたのでそのときの様子をスライドにしてみました。3月下旬のスイスは7月のスイスのように緑の草原にお花畑という状態ではなく、雪山をスキーヤーが駆け抜けていく白銀の世界。時期の違いでスイスの表情もずいぶんと違っておりました。どうか合わせてご覧ください。


『スイスの旅NO.7-1』


『スイスの旅NO.7-2』


『スイスの旅NO.7-3』






『スイスの旅・T
2008年3月』
9日目 7/23
今日はルツェルンへの移動日。通算5泊したグリンデルワルドのホテルをチェックアウトし、グリンデルワルドの駅に・・・駅から大きい荷物をチューリッヒ空港駅宛てへ送る手続き(バゲージサービス・ファストバゲージ)をし、身軽になって朝一番にもう一度クライネシャイデックへ
グリンデルワルド→クライネシャイデック
登山列車・ヴェンゲンアルプ鉄道(所要時間35分)
山のお天気が快晴だったらもう一度ユングフラウ展望台に行ってみたい・・・そんな気持ちでクライネシャイデックまで出かけたましたが、雲も湧いてきてどうも展望台まで出かけても見下ろすアルプスはすっきり見えそうにありません。そこで7月18日にも捜した新田次郎さんの碑を再び捜すことに・・・今日は簡単に見つかりました。イブキトラノオの群生も見る事ができましたし、アイガー、メンヒ、ユングフラウの山々に心ゆくまでお別れもし、クライネ・シャイデックを後にしました

○クライネ・シャイデック→グリンデルワルド
登山列車・ヴェンゲンアルプ鉄道(所要時間35分)

○グリンデルワルド→インターラーケンオスト
列車

インターラーケンオスト→ルツェルン
列車

スイスは山の村ばかりを選び数日過ごしましたからルツェルンの駅に降り立ったときは、人の多さと洗練されたリゾート地の雰囲気に息を呑みました。タクシーでホテルまで行きチェックインし手荷物を置き、さあ、ルツェルンの町を散策です。ルツェルン駅のすぐ前が大きな湖・フィーアヴァルトシュテッテ湖…真っ白い遊覧船なども停泊しており白い帆をあげたヨットも浮かんでいます。ルツェルンで一番行ってみたかったところ、木造の屋根付橋・カペル橋へ・・・
                                              ルツェルン泊


『スイスの旅NO.8-1』



『スイスの旅NO.8-2』
10日目 7/24
スイスの旅もこの日で最後の観光となります
ルツェルンのホテル・モンタナから見下ろすフィーアヴァルトシュテッテ湖の朝はそれはそれは美しく、おいしい朝食を頂きながらよいお天気に恵まれたことに感謝しました・・・湖畔のマロニエ並木を通り抜けまず最初は『カペル橋』へ朝のご挨拶、それからもう一つの屋根付き橋『シュプロイヤー橋』へご挨拶。そのあといよいよ本日のメイン観光であるリギ山へ・・・

○ルツェルン駅前船乗り場→フィッツナウ   遊覧船

○フィッツナウ→リギ頂上駅    登山列車
到着したリギ山は最高のお天気・・・しかし山のお天気は変わりやすいですね〜到着した時、くっきり見渡せたスイスアルプスは間もなくチラホラと雲がかかりはじめました

○リギ頂上駅→リギ・カルトバート   登山列車

○リギ・カルトバート→ヴェッギス   急降下のロープーウェイ

○ヴェッギス→ルツェルン 船
ルツェルンの街に戻り、カペル橋のそばのスターバックスでティータイム
暮色に染まるフィーアヴァルトシュテッテ湖を眺めているうちに・・・時間は午後10時・・・
さあ、明日はいよいよ日本に向けて帰ります・・・
                                               ルツェルン泊


『スイスの旅NO.9』
11日目
12日目
7/25
7/26

○ルツェルン駅→チューリッヒ空港駅
空港駅でグリンデルワルドからファストバゲージで送っていた大きな荷物を受け取り、空港チェックインカウンターで搭乗手続き

○チューリッヒ空港12:05→シンガポール空港0:10
   飛行時間約12時間

シンガポール空港08:25→関西空港15::50       飛行時間約6時間
関空にて女三人気まま旅終了・・・

最後に・・・
☆Sさん&Tさんへ・・・
私にとって、いや私たちにとって夢のような12日間でしたね
この旅の計画を立ててくださり、駅に降り立つと真っ先に電光掲示板時刻表へ走って行き、何番ホーム、何時発・・・とのんびりやの私たちを誘導してくださった細やかな気遣いのSさん。さぞかしお疲れだったことでしょう・・・
そしてグリンデルワルドのホテルの部屋が気に入らないと文句を言う私に代わり、英語のしゃべれるTさんにクレームの代理をお願いしたりして・・・ごめんなさいね〜〜
あのことも・・・このことも・・・あんなことも・・・今はすべて私たちの宝ものです・・・ほんとうにありがとう
お二人に感謝の気持ちを込めて・・・一ヶ月遅れになりましたがスイスの旅を仕上げました
またいつかどこかでお会いできる日を楽しみにしていますね〜〜

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