2005年12月つぶやき・・・


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12月31日 (金)
☆一年を振り返って・・・☆
 今年の2月14日バレンタインデーの日に父死亡。まだ今年のことなのにずっとずっと遠い出来事のような…病院と我家の往復だったあの日々が遠すぎて思い出せない。でも、あの日から父は母と一緒に私の心の中の住人となる。つらい出来事ではあったがこれが世の無常。生老病死。
 父の死以外は、私にとって実に充実した一年だった。パソコンでビデオ編集をしてみたくってたまらなかったのだが、T先生のおかげで今年そういう機会に恵まれた。そしてそこで習ったタイムラインを使いこなすことによってHPに憧れのフラッシュのスライドショーをupすることができた。5月には息子がビデオ編集などにも耐えられるように自作のパソコンをプレゼントしてくれた。3月には念願の一眼レフデジタルカメラも購入、マクロ、望遠とレンズも揃え道具だけは本格的カメラライフに入った。
 同居人もアッシー君としていろいろなところに毎週のように連れて行ってくれた。中国33観音霊場も巡拝し終えた。高野山へ行くために数年ぶりの写経もした。韓国ドラマもたくさん見た。友人と食事に度々行き楽しい時間も共有した。私のリウマチも足は少し悪くなったがまあまあの状態で頑張ってくれた。 あの人、この人、そして目に見えないもの・・・心から感謝したい一年であった。
 “つぶやき”を一年間お付き合いいただいた皆さまにも心からありがとう!
 そして来年もよろしく!
12月30日 (木)
☆長男の嫁☆
 数の子も薄皮を取ってだし汁に浸けた。おせちの買い物もだいたい済ませた。後は明日一日かけてお料理をするだけ。料理のほかにも回転式オードブル皿を2セット出したり、取皿をそろえたりお正月用のお汁椀を出したりこまごまとした作業も残っている。お客のもてなしだけだったら、それに専念できるんだけど、朝昼晩のおさんどんも間にはいり、結局一日中台所で過ごすことになるのが31日恒例のこと。私が嫁いで来た頃は義母はテレビなど見る間もなく夜中まで働いていたような気がする。今は大晦日の夜は同居人や息子と一緒にテレビを見て、一段落できるから、昔の人に比べれば私はそうとう楽をさせてもらってると思う。ありがたがらないといけないのかなぁ。義母からお正月の行事を引き継いでかれこれ15年以上になる。私がこうした作業を嫌がらない限り、お正月は義妹たちの家族も集まるし、もちろん子どもたちも集まるし、一応親族の輪は保たれる。お正月をどこかの宿で上げ膳据え膳で過ごしてみたいと思うときもあるが、これが長男の嫁の役目ならみんなが喜んで集ってくれる間は果たさなくてはね。
12月29日 (水)
☆疲れました☆
 よくもこんなに寝たものよ・・・と言うくら寝た。昨夜の9時から今朝の5時まで8時間も。これは身体が要求していた。先週末からボツボツ始めた大掃除が急に祟ったのだ。電球の掃除、台所の掃除、帰省する息子の部屋の大掃除、普段見ない振りしてたつけは大きい。掃除してもしてもおっつかない。そして掃除しても一向にきれいに見えないもどかしさ。することいっぱいあるけど、今日は少し身体を休めよう。明日は掃除のおばさんから飯炊きババアに変身しなければならない。明日息子が帰ってくるの。明日の昼から1月3日の朝まで飯炊きババアで頑張ろう!
12月28日 (火)
☆マイDVD作成☆
 年末の忙しい折、どうしてもしておきたかったこと。DVDデッキのHDDに録画してあった音楽番組、小田和正の“クリスマスの約束”、天使になった歌姫本田美奈子の特集の“ミュージックフェア”、そしてエンヤや辛島みどりなどその他素晴らしい歌手たちのコラボが実現したクリスマスの夜の歌番組。これら3つの番組をDVDデッキで編集した。細かくチャプターを作成し、要らないチャプターを消去し、コマーシャルや余分なトークなど取り去ってすっきりした音楽番組に編集しなおした。こんなことができるようになったのもT先生のおかげ。ずっと以前、DVDの勉強を一緒にしてもらったから。だいたい自分でメーカー添付の説明書読むの面倒だし、手に手をとって教えてもらうほうが簡単だモノね。自分でリモコン持って番組編集しながら「すごいことしてる。」ような気がしたわ。
12月27日 (月)
☆吊るし柿取入れ☆
 吊るし柿が出来上がった。この出来上がりの目安がわかりにくい。Tさんが「いつまでも外に出していると表面が硬くなるから冷蔵庫に入れたほうがいい」とも言っていたから思い切って取り入れた。すでに柿は表面が少し硬くなっていた。出来上がりはTさんに頂いた干し柿と雲泥の差があった。「うちの主人は干し柿作りの名人ですよ。」と言った人の作るものと初心者との差。あまりの違いに少しがっかり。でも、昨夜同居人と1個ずつ食べてみた。Tさん宅の吊るし柿を口に入れたとき、思わず顔を見合わせた“ほわっ“とした感動はなかったが、恐る恐る口に入れた我家の柿も見かけは悪いが素朴なひなたの味わいでそれはそれでよかった。来年再挑戦。
12月26日 (日)
☆クリスマスの約束☆
 先日TBS系で放送の音楽番組、小田和正の“クリスマスの約束”見た?まったく同じ雰囲気のコンサートを今月13日見てきたばかりだから、2度コンサートへ行ったような気分になったわ。ただ、大きな違いは観客の人数。愛媛県県民文化会館は3000人、さいたまスーパーアリーナは14000人。県文の2階席でも小田和正は遥か彼方の人だったのに14000人のコンサートなんて想像もつかない。同じ空間で小田和正と同じ空気を吸っているという共有点だけね。私が久々に芸能人に熱を上げたのを見て、彼と同級生の同居人が「おっさんじゃが」と嫉妬交じりに言ったけど、彼はただのおっさんじゃないわ。舞台をかなりの速度で走り回る姿は青年よ。「自分は踊れないし、お客さんに自分の気持ちを伝えようとしたら走ることだった。」なんて言っていたけど、あれは普段そうとう身体鍛えてないとできない事。そしてコンサートツアーのためにそうとうの練習もしたそうよ。松山へ来るのは5年ぶりだったそうだけど、その貴重なコンサートのチケットが突然私の上に舞い降りたのはなんという幸運だったのか・・・去年の今頃は闘病中の父と病室で向き合っていたけど、今年はコンサートの余韻を引っ張って年を越せそうな気がする。
12月25日 (日)


 昨日Kさんから送られてきたクリスマスカード。あまりに美しかったのでちょっとここにお借りした。
 T先生と同じパソコンのインストラクターをされている方で、最近PhotoShopにとっても興味を示していたからひょっとしてKさん作? もし、これがKさん作なら、すご〜い。私もこのカード見て、何と何をどのようにして・・・なんて最近は少しわかるようになってはいるの。私自身もPhotoShopにとっても興味があるから。でも、シャボン玉はまだ作ったことがな〜い。一番作ってみたいシャボン玉なのに、参考になる本がなかなか見つからないの。Kさんは私のPhotoShopで遊ぶというコーナーの作品を見てくださって、感想など寄せてくれ、それからお互いのPhotoShop作品をメールで披露しあっている方。もし、このクリスマスカードがKさん作なら、私はそうとう出し抜かれて、かなり差をあけられちゃって悲観しちゃうわ。Kさんにメールして自作かどうか聞いてみようっと。
 そうそう、今朝起きると我家にもサンタが来てたの。朝の4時からビックリよ。我家は煙突がないから、郵便受けに入っていたわ。可愛い小さい袋に入っていたのは何だと思う?開けてビックリ!お干菓子(落雁)の真っ白い小さな雪だるまさん2個。そして袋の底からおもちゃのミニカーの黒のワーゲンとシルバーのスポーツカー。これどちらも我家にある車。どーれも可愛すぎて一人で笑っちゃったわ。そしてこの遊び心と真心にケロッとまいっている私なの!サンタさんありがとう!!
 今日はクリスマスだけど、昨日の続きで掃除三昧。普段サボっているから掃除してもしてもきりがないの。今夜は孫ちゃんたちが来てクリスマス会。それまでには何とか掃除を終わらせなければ・・・
12月24日 (土)
☆石油ストーブ☆
 先日の新潟大停電。31時間振りにやっと停電復旧のニュース。地域によっては12時間以上の停電もあったとか。大寒波襲来の折、新潟の皆さん寒さをどうやってしのいでいたの?
 停電になると我家の暖房器具はまったくお手上げ。石油ファンヒーターやエアコンなんて何台あっても電気が来ないと何の役にもたたない。結婚して以来、わが子が小さかったり、孫が小さかったりで、反射板式のこの手のストーブは火傷が心配で使ったことがなかったんだけど、やっぱりこういうのが一台は必要。里へ行く途中の電気店で早速購入した。格好もなかなかスリムでいい感じ。妹に値段を言うと「たか〜、石油ファンヒーターが買えるじゃない。」なんて驚いていたけど、実は私もどれも石油ストーブのわりには値段が高いので驚いた。帰って早速点火式。おやかんのお湯もすぐ沸くし、蒸気が出て加湿器代わりにもなるし、一石二鳥。昨夜は同居人に「お茶飲む?コーヒー飲む?」とすぐそばで沸きかえっているおやかんのお湯が使いたくって大サービスだったわ。
12月23日 (金)
☆天皇誕生日☆
 今日72歳をお迎えの天皇陛下。宮内庁のHPで12月19日のお誕生日に際しての記者会見に少し目を通した。清子様ご結婚後、皇后が今までにもまして気遣ってくれるとの旨述べられていた。天皇、皇后はご夫婦としてのあり方でも、いつも私たちのお手本で常に暖かい気持ちにさせていただく。
 下世話な言葉だがこのように仲のいい夫婦を“おしどり夫婦”と世間は言う。
 このおしどり、オスは羽の色も美しく堂々としているが、そのソバで寄り添うメスは大きさも一回り小さく地味でひかえめな鳥。でも、おしどりの実態は毎年相手が替わるのだそうな。それもメスがオスを選ぶ権利があるとか。一生仲むつまじく連れ添うのかと思ったら、おしどりの実態にはちょっとびっくり。1年の仲だったらそりゃあ、寄り添って仲良くできるわ。 
12月22日 (木)
☆冬至☆
 今日は冬至。一番夜の長い日。夜が長いといっても一日は24時間。ただ日暮れが早く、夜明けが遅いというだけのこと。冬至にかぼちゃを食べると元気で冬を越せるということで、我家も今夜はかぼちゃの煮物。
 
昨夜から愛媛県の平野部でも風雪注意報が出ていたから、今朝は目覚めとともに、楽しみで外に出てみた。我家の芝生の上と、周辺の田がうっすらと白くなっているだけ。道路もまったく普通の状態。ちょっとがっかり。ここ風早(かざはや)の地は雪が積もる間もないほど風が吹き荒れるの。
 今夜は、組長のノリコ姫のおうちへ組内のみんなが集まり、来年の新年会などの計画を立てる。そうそうたるメンバーだから私が口を挟む間がないうちに、いろいろ決まるんだけど、ご近所といってもめったに顔を合わさない人もいるから久々の今夜の顔合わせを楽しみにしている。ほんと外に出ても近所の人たち見かけないから、皆さん一体何されてるのかな?なんて私が思うようなことをきっとご近所さんも思っているに違いない。
 さて、今夜はいよいよメインイベント。TBSで夜11時55分から“クリスマスの約束”。さいたまスーパーアリーナですでに収録済み。小田和正が進行して、豪華なゲストも時々出て、それは聞かせてくれるのよ。今回のゲスト、スマップの中居君。トークも楽しくって、会場と一体となったこの番組毎年楽しみにしているの。我家の同居人と同い年の58歳、小田和正。3時間以上舞台を飛び跳ねるエネルギッシュさ、すごい。当然DVDにコマーシャルカットで保存版にするわ。
12月21日 (水)
☆吊るし柿経過☆
 12月8日にテラスの軒に吊るした柿。今日で14日目。揉むと中身のぽよぽよとした干し柿ができると聞いていたので、朝晩揉んでいる。揉むといっても片手でちょいちょいだからこの揉み方であっているのかどうかちょと不安?Tさんに聞くと、だいたい合っていた。毎日揉むものだから私の手垢だらけよ。Tさんは軍手をはめて揉むんだって。どうせ私が食べるんだから自分の手垢ならまっ、いいか。それが同居人もぽよぽよの干し柿が大好きということがわかったの。ということは同居人も私の手垢だらけの干し柿を食べるということね。
 先日、Tさんにあごの落ちそうなできばえの干し柿をもらった。当然私によ!わたしが全部食べるつもりだったんだけど、同居人が欲しがって。それで毎晩仲良く食後に1個ずつ大事に食べた。そんな話をTさんにしたら今度は「同居人さんに・・・」ってまた頂いた。頂戴って、催促したわけじゃないけど、結局結果は催促だったわ。Tさんすみませ〜ん。
 そうそう我家の吊るし柿。だいぶん様になってきた。最初は表面だけが柔らかかったんだけど、中のほうまで柔らかくなりかけて、芯の硬い部分が小さくなってきた。Tさんによると出来上がりの目安は3週間ぐらいだそうだから、あと1週間の辛抱。揉むのもせいがでるわ。でも揉み具合で破けるんですって。
12月20日 (火)
☆年の瀬☆
 いよいよ年の瀬も押し詰まり、気分だけが気ぜわしい。掃除も手をつけたいのだけど最近特別寒いねぇ、なんて理由をつけてついつい後回し。木曜日から再び強い寒気がやってくるらしいから掃除は来週から。昨日はとりあえずおせちの献立を考えた。考えたといっても毎年同じようなもの。買出しのリストも作った。買い置きできるものは買い物ついでにぼちぼち揃えよう。お正月の前にクリスマスがあるが、今年は娘たちは来るのだろうか。嫁ぎ先の家業を手伝い始めたので、年末商戦真っ只中、今年はクリスマスに我家へ来るのは無理かもわからない。息子からも帰省の折の時刻表がメールで届いた。お盆に帰ってこなかったから7ヶ月ぶりの顔合わせ。たった4泊の帰省だが楽しみ。
 昨日、旅行社から申し込んでいたツアーが人数不足で取りやめになったと電話が入る。来年1月8日から宮古、石垣、ドクターコトーで有名になった竹富島など8島をめぐるツアーに行く予定だった。とっても楽しみにしていて、南西諸島は少し暖かいだろうと、旅行のため衣替えを見合わせていたのだが、もうその必要もなくなったから今日は少し冬物を出してみよう。衣替えしてないことを先日娘に言うと笑われた。「もうすぐお店では春物が出だすよ!」
12月19日 (月)
☆モナリザの幸福度☆
 昨日の朝刊。目に止まった人もたくさんあるだろう。絵画“モナリザの微笑み”。オランダの研究者が開発した『感情読み取り用ソフト』で表情を解析した結果、幸福度83%.。口角の曲がり具合や目の周りのしわで表情を解析するらしい。ルーブル美術館でガラスのケースの中に大層に展示された“モナリザの微笑み”にお目にかかったときは、ちっとも幸せそうでなかったわ。そのモナリザさんが幸福度83%。意外である。
 当然同居人がよく笑う私に言うわね。「お母さんの微笑みは幸福度101%だね。」そうよ、私は天性の明るさという笑顔を持っている。だけどいっつも幸せなわけじゃない。つらいときも、苦しいときも人並みにたくさんやってくる。でも、人前で悲しそうな顔ができない性分。いっつもへらへら笑っているから同居人を筆頭に皆が幸せそうと勘違いするのね。瀬戸内寂聴さんの講話を聞いてたら『和顔施』というお布施があるらしい。「楽しくなくってもいっつも笑っていなさい。」なんていってたけど、普段の私はまさにそれよ!楽しくなくっても人に会うとついつい嬉しそうな笑顔になる。
 『感情読み取りソフト』で本当の自分の幸福度、はかってもらいたいものだわ。
12月18日 (日)
☆携帯電話☆
 新聞の折込チラシに毎回のように入っているケータイの広告。いっつも見るのをパスしているケータイの広告が12月10日は目の片隅に入ってきた。おやっ?“らくらくホンシンプル”?。詳しく目を通すと60歳以上の通話専用のかんたんシンプルケータイ。これぞわたしの捜し求めていたケータイ。さっそくその日ドコモへ行って12月16日新発売のらくらくホンケータイを予約。
 16日、日赤から帰るとドコモからケータイが届いたと連絡があり駆けつける。事務手続きなど1時間ほどかかりやっと私の手元に。不細工な形だけど、ボタンも大きく、なんと言っても『電話をかける、受ける』の機能だけの簡単さがいい。短縮ダイヤルを数件設定し、82歳のばあちゃん(同居人の母)にプレゼント。ばあちゃん大喜びでさっそく首にかけて私とマンツーマンで電話をかけたり受けたりの練習。これでばあちゃんも外出先からどこにでも電話ができる。駅からでも「迎えに来てね。」なんて簡単だし、私もばあちゃんとすぐ連絡が取れるし、お互い便利で言うことなし。こんなケータイ長い間待ってたの。
 ばあちゃんの兄弟7人健在。皆にばあちゃんのニコニコ写真入のハガキでケータイの電話番号を知らせておいた。「姉ちゃんよかったのう」と明日あたりじゃんじゃんケータイにかかってきてばあちゃんもドギマギ大慌てのことだろう。「1ヶ月も経ったらケータイに慣れるよ。」と言ってはおいたのだが。
 ただ、恐怖なのが通話料金。ちょっと高めで一分50円。ばあちゃんに「通話料が1分50円だからね。」というと「えっ?一日50円な?」な〜んてとんでもない返事が返ってきたのでちょっと不安。そうだ、ばあちゃんにかかってきた電話はいくら話してもいいけど、自分でかけるときは要件を短めにと念を押しておかなくては。
な〜んて、ケチな考えの嫁である。
12月17日 (土)
☆日赤☆
 昨日は、午後から2ヶ月ぶりの日赤定期健診。
 いつものように最初に検尿と採血。2ヶ月まえの検査の結果が脂肪肝だったので、今回の数値が気になるところ。でも、その脂肪肝の数値下げる努力何にもしていないから当然結果は前と変わらず。飲みすぎ食べすぎはやめること。身体は動かすようにすること。これができれば脂肪肝は割合早く解決するのだけど・・・。
 日赤のリウマチセンターの待合室。できた当時はステキすぎてホテルのロビーさながら(ちょっと大げさかな?)。その前の待合があまりにも薄汚れていたからうって変わった快適さにご満悦。シャガールの絵などが何枚も掛かり、備前の素敵な大きなつぼ。リヤドロの天使。ネッ、一流でしょう?ゆったりとした椅子に座り、持参の本を開ける。京極夏彦の“姑獲鳥(うぶめ)の夏”。20ヶ月も子どもがお腹の中にいるという怪奇小説。読みかけたけど、活字がいっこうに頭に入らず2ページで断念。読もうと思って妹から長い間借りていたんだけど今年中には返しておこう。
 そうそう、リウマチの炎症反応が落ち着いているので、ステロイドの量を減らしましょうか?と先生から相談を受けた。量を減らすと少しは痩せるらしい。痩せるのは魅力だけど、これで失敗したらリウマチがひどくなる危険性も。先生も量を減らすのはタイミングが非常に難しいと言っているし・・・。これからクリスマス、お正月と主婦は忙しいから、体調でも悪くしたら私が困るのでとりあえず今回はいつもどおりの薬の量。 病院へ入ってから出るまで1時間半の短さ。料金を払うと薬も出来上がっている。日赤はいま、最先端のシステム。このくらいの時間なら病院も楽だ。
12月16日 (金)
☆Aまる☆
 これ、ノリコ姫がつけたわが家の同居人の評価。基準は?当然ノリコ姫の旦那さんと比べて。
 車の免許のないノリコ姫はいっつも旦那さん運転の車でドライブ。ドライブといっても遊びに行くドライブじゃなくって必要最低限のドライブ。ドライブ中、助手席のノリコ姫がたとえば「紅葉がきれいね。」なんて言おうものなら「黙っとけ!運転してたらそんなの見えん」ですって。一度叱られてから感動するもの見てもじっと自分の心の中だけで「キレイね、キレイね」とつぶやいているんだって。聞いた私もびっくりよ。なんて可哀想なノリコ姫。私だったら心の中でひっそりと感動に胸を震わすなんて事してるとストレスがたまって数ヶ月で死んでしまうわ。それをノリコ姫は結婚してから40年近く我慢している。うちの同居人など、わたしが車の助手席で外を見ながら「キレイ、キレイ」と感嘆の声を上げるたび運転張り切ってどこでもつれてってくれるからノリコ姫からみれば当然Aまるよね。ノリコ姫の旦那のスケジュール「shizukagozenが教えてくれてはじめて予定がわかるのよ!」だって。なんでよその旦那のスケジュール私のほうが詳しいの?それはヒ・ミ・ツ・
12月15日 (木)
☆映像☆
 13日の小田和正のコンサート。歌もさることながら私の目を釘付けにしたのが舞台後方の大型スクリーンの映像。ビデオカメラマンが黒子のように舞台上に5人、客席側に2人。小田和正のアップ。ひいて舞台全体。ギタリストの指。サックス奏者の横顔。小田和正の後姿。それぞれのカメラマン撮影の映像が臨場感豊かに切り替わりスクリーンに映し出される。これは見事だった。撮影の技術。それを瞬間に編集する技術。プロってすごい!そんなことを考えながらビデオカメラを持った人の動きに見とれていた。肩に担いだビデオカメラ、どうして揺れないんだろう?どうしたらすばらしい瞬間を瞬時に巧みに編集できるのだろう?映像の世界も小田和正の歌声と同じくらい感動モノだった。大スクリーンに観客である2階席の私の姿も一瞬映し出された。超望遠レンズでぶれない撮影見事だった!
12月14日 (水)
☆嵐が去って・・・☆
 コンサートの嵐が去って一夜明けた今朝は空虚。抜け殻のようになっている。昨日のコンサート、すばらしいとしか表現のしようがない。5階席まで満席の3000人。総立ちではじまったオープニング。2階席だったけど小田和正は遥かかなたの人、豆粒。音楽の合間に短い朴訥なトーク、あっというまの2時間終演。アンコールの拍手が鳴り止まず再び登場。ここまでなら普通のコンサート。なんとアンコールの曲が7曲。歌い終え舞台から消えたミュージシャンにまたまたアンコールの拍手鳴り止まず。2回目のアンコールにこたえて再三登場。あれから何曲歌っただろう・・・結局1時間のアンコールで、コンサートは終了した。昨夜はコンサートの余韻で興奮してなかなか寝付かれなかった。58歳の小田和正さん。一体どこからあのエネルギーが溢れてくるの?今年も『クリスマスの約束』楽しみにしている。近いうちにテレビの映像でお目にかかりましょう・・・
12月13日 (火)
☆コンサート☆
 ちょっと大げさな言い方かもわからないが、生きていたら降ってわいたようないいことが舞い降りることもあるものだ。私にそれが舞い降りたのは先週金曜日の夜。電話の主は「娘から都合で行けなくなったコンサートのチケットを2枚もらったんだけど行く?13日火曜日、小田和正・・・」 ウッソー、小田和正?生声?聞けるんだ〜〜。当然「行く!」と即答。それから愛媛県民文化会館のHP開いて『
Kazumasa Oda Tour2005を確認。コンサートなど何年ぶりだろう。コンサートの前に夕食の時間も持った。今夜が事実上私のクリスマス。
12月12日 (月)
☆二日酔い☆
 さすが鍛えた胃袋は足元フラフラ、胃ムカムカの状態でももったいなくて吐くということをしない。立派な胃袋に感心している。昨日の父のみんま、みんなが集まるといつものように飲みすぎ。妹が私のためににごり酒まで買ってきていたものだから、みんなにちょっとだけ味見してもらったあと、一人で全部のみほした。甥が「おばちゃん全部飲んだん?」と驚いていたようだけど、にごり酒は口当たりがいいから甘酒よ。これきしじゃぁ酔ったりしないんだけど、ホステスとして引っ張りだこで、「チップは高いよ・・・」というのにお呼びが多くてお酒の相手。まあ、おじさん方、飲ませ上手で、おかんした徳利が次々空き、忙しい。みんな5時過ぎ大喜びでフラフラで帰っていったけど、家へ帰ったらむなしかったろうね。静かな家でふらつく自分と向き合わなくっちゃいけなかったんだから。私も今朝は二日酔い。頭は痛くないけど、身体にお酒の余韻の匂いはするし、胃は重いし、足元がちょっとふらっとするからやばいねぇ。12時間経っても飲みすぎたお酒は抜けない。これで運転したら今日はきっと飲酒運転よ。
12月11日 (日)
☆みんま☆
 
愛媛県には“みんま”という独自の風習が残っている。みんまは今年なくなった人のお正月。ただし、今年亡くなって49日を済ませた仏様が対象。葬儀社ではみんまセットなるものが2000円で売っている。ここ北条の葬儀社はちょっと良心的で同居人の父のみんまの時はサービスで頂いた。みんまセット…わらぞうり、お飾り、杖。これらをお墓にかざり、お墓の前でわらでお餅を焼き、切り分けて、包丁に突き刺し、肩越しに渡されたものを残さず食べる。お餅も当然つきたての柔らかいお餅じゃないといけない。12月に入り最初の巳か馬の日にみんまをする。昭和54年に同居人のおばあさんのみんまをした時は、巳と馬の入れ替わる夜中の12時に墓地で先ほど述べたお餅を焼いて食べる行事をしたが、今は明るいうちに、都合のいい時間にするところが多い。だいたいお昼の12時にする場合が多いようだが・・・
 昨日はHさんのご主人さんのみんま。今日は父のみんま。
 里では妹が父のみんまのためにいろいろな準備をして待っている。親戚や父の友人など大勢が集まり、父のお正月を一緒にお祝いしてくれることだろう。父のためにお年玉を用意した。今までは父からお年玉をもらうだけだったけど、今日は父に最初で最後の私からのお年玉を用意した。
12月10日 (土)
☆健康診断☆
 同居人が秋の健康診断の結果をもらってきた。前回よりも結果は少しよかった。血糖も良好、肝機能も良好。視力など老眼どころか右目は1・5もある。総じておおむね良好。ただ、いつもの事ながら肥満が気になり要観察。「お母さんの食事のおかげ。」と満足気に言ってくれるが、私は気に入らない。私の食事だけ食べていれば、決して肥満にはならない。あれだけ遊んだり農作業したりしているのに本当なら肥満になどなる暇はないのだ。問題点は夕食後。「ごちそうさま、おいしかった。」と言った口の下で「なんか食べるものない?」
では開いた口がふさがらない。バナナは2本ぐらいケロッと食べるし、その後大きい新高梨1個けろり。いったいどんな胃袋してるんだろう。夜の9時にはコーヒーを飲みたがるし、それもコーヒーのお供がいるのよ。食後の食習慣を改めさえすれば肥満はすぐに解消できるのにと良妻?は案じつつも好きにさせている。まあ、グチグチ言うほどのこともないか、所詮人の身体だからどうなっても・・・とB型主婦は思うのだ。
12月9日 (金)
☆吊るし柿☆
 昨日の午前中、ノリコ姫のご主人から電話。「Hさん宅であたご柿もらったんだけどいる?」「それって、皮むくんでしょう?」「あたりまえじゃがな。」「う〜ん、めんどいからやっぱりいらない。」「なにをなまかなこと言よるんぞな。」「そんなに言うんだったら○○さんが皮むいでよ・・・」あきれ果てたご主人はあわててノリコ姫に電話を代わった。「ほんとめんどいからいらんよ。」と重ねて言う私に優しいノリコ姫は「そしたらうちで干して出来上がったのあげるね。」「それだったもらう。ほんとうはあのやわらかい干し柿大好き!」
 お昼すぎノリコ姫がやってきて、「うちもあまり吊るす場所がないから、同居人さんが帰ったら吊るしてもらってね。」と吊るすように紐までついたきれいにむいた柿を置いて帰った。同居人が帰るのを待っていたら夜になるので、のらりくらり腰を上げ、脚立を出し、長い竿を持ってきて、ひと細工。竿にかけていって、一応さまになった。手でもむほど柔らかくなるとは聞いているが、どのくらいの間隔でどのくらいの強さでもむのだろうか?こっそりノリコ姫のを偵察に行こう。
私が手を延ばして届く高さに吊るしたのだけど、猫とかにねらわれるのかなぁ?
12月8日 (木)
☆家計簿☆
同居人から来年度の家計簿をもらった。同居人の勤め先が毎年発行している家計簿。結婚した翌年1973年から記帳し続けて2006年の家計簿で確か33冊目になる。記帳し始めて一度も収支を合わせたこともなく、記帳し続けたために節約できたこともないし、お金が貯まったこともないが、少しの余白に書いた簡単なメモは我家の貴重な記録になっている。変わらぬパターンの家計簿も同居人が退職を迎える2007年の34冊目で終わりになる。退職の時には「ご苦労様でした。」と、結婚以来ずっと几帳面に渡し続けてくれた給与明細票と、34冊の家計簿をリボンをつけて渡そう。
 そんなことを考えながら来年度の新しい家計簿をパラッとめくってみた。
12月7日 (水)
☆野菜☆
 最近4日に一度くらいの割合でヤサイが届けられるようになった。大根、ほうれん草、小松菜、かぶ、春菊。種類は毎回同じ。私が留守のときは玄関先に置いてある。「一度にたくさんあげても食べきれないでしょう。だからそのつど採りたてを届ける。」ということらしい。そして、先月友人と会ったときは、忙しい時間にほうれん草、からし菜などごそっと引いてきてくれた。いただいた野菜を丁寧に水で洗い流しながらいつも思う。洗うにもこんなに手間と時間がかかるんだから、この野菜を畑から採るのもそうとうの手間がかかったことだろう。我家のためにせっせと収穫してくれている人の顔を浮かべると虫食いの葉っぱの切れ端までがもったいなくて、拾い集めて、調理している。周りのやさしい人たちにわたしはどんなお返しができるのだろうか?そんなことをいっつも考えている。
12月6日 (火)
☆ハーレークインロマンス☆
 私がずっと若かったころ、風が吹くとひらひらゆれ、肌にまとわりつくような柔らかな布の洋服も素敵に似合っていたころ、PTAで親しくなった彼女が私に言った。「あなたはいつもハーレークインロマンスの世界ね」と。???。その後、彼女のおうちへ招待されたとき本棚の上から下までぎっしり詰まった文庫本。それがハーレークインロマンスと私の最初の出会い。彼女が夢中になって読みふけっていた本を紙袋いっぱい借りて読んだ読んだ。何にも考えなくっても楽しく読めて最後は必ずハッピーエンドの甘い香りのするロマンス小説。はまってしまった。彼女の本を読みつくした頃、私のまちに図書館ができた。図書館にも毎月定期的にハーレークインロマンスの新着本が入った。当然私は図書館の常連客となる。そんなある日自分の頭が空っぽなことに気づく。あれほど感動してたくさん読みふけった本の内容をまったく覚えてない。後に何にも残ってないのだ。長い時間を費やした私の夢のような読書三昧の生活は終わった。そして、彼女が私に言った「ハーレークインロマンスの世界」は彼女の錯覚であることもわかった。あれから20年以上が経った。現実にはハーレークインロマンスの世界なんぞありはしない。それゆえに今もハーレークインロマンスの本が憧憬をもって読み継がれているのかもわからない。今の私はハッピーエンドの後に何が待っているかわかる女・・・辛酸の世界を知り尽くした女・・・
12月5日 (月)
☆姿勢☆
 体型もさることながら、私の姿勢、ババ臭くなったのよね。いっつも背中を丸くして、余計にコロッと見える。ショーウィンドーにうつった自分の姿見て何度驚き、何度がっかりしたことか。
 先日友人をお見舞いしてるとき、彼女の勤めている会社の女性がお見舞いに来た。隣に座った女性。年齢は私そこそこ。顔の色は黒いし、たいして美人じゃないんだけど、なんとなく雰囲気違うの。座っている姿が背筋、足元まで美しい。背筋がピンと伸びて、きりっとして、隣の私も釣られて思わず背筋を伸ばした。いつもだらっとしているものだからこのきちっとした姿勢を保つのがしんどくて。20分ほど話して帰っていった女性は元秘書だって。そして今は新入社員の教育に当たっていると言う。なるほど・・・。会社の休憩時間に制服のまま病院へ駆けつけたという女性の紺のスーツ姿のおしゃれで美しかったこと。そして5センチくらいのパンプスを履いた足首の伸びやかですっきりと美しかったこと。凛とした制服姿はスチュワーデス以上。年齢は私より1歳上だったけど、普通の主婦と、キャリアウーマンの違いをまざまざと思い知らされたわ。そして姿勢の大切さも・・・
 昨日の朝の高縄山は初冠雪。寒かったはずである。
12月4日 (日)
☆夕日☆
 今夜か明日平地でも雪が降るかもしれないという気象情報。我家の背丈2メートル以上の月下美人も昨夕玄関の中に入れた。玄関がうっそうと狭苦しくなった。作業を終えた同居人が夕食を食べに行こうと言ってくれた。あわててコンパクトデジカメの電池を充電しながら着替え。思ったとおり同居人は真っ先にモンチッチ海岸へ向けて車を走らせてくれた。うれし〜〜。三脚を立てたカメラマンが二人待機中。夕日を見ると沈む方角に障害物がない。ひょっとしてだるま夕日?だるま夕日は宿毛が有名だが、北条でも見られると聞いたことはあった。車の中から夕日の沈むのを待つ。ザンネンなことに地平にうす雲が出てだるま夕日にはならなかった。自転車で通行中の若者も海岸に座り込んで沈みゆく名残の太陽を見ている。こういうロマンチックな青年好きよ。
12月3日 (土)
☆一畑寺☆
 瀬戸内寂聴さんの講話に耳を傾けていると、“どうして巡礼するのか?”という話になった。私もこの答えが聞きたい。わが同居人の気持ちがわかるかもしれないから。知らない土地をカーナビもついてない車で走り回り、危険と背中合わせのお参りをなぜ次々と思いつくのか?寂聴さんの言うには「お参りとは非日常の世界なんですね。そういうところに時々自分を置くということはとてもいいことなんです。」私にはよくわからないけど、お参りはほんと世間離れしている。確かに非日常の世界だ。お参りの間は仏に帰依しているような気持ちになる。私のお参りも同居人に引っ張られて1000ヶ寺以上にはなっていると思う。当然いろいろなお寺を見てきた。掃除がゆきとどき気持ちのいいお寺。手入れの行き届かないお寺。とんでもない住職の居るお寺などなど。そして先日、とうとう最高のお寺におまいりすることができた。目の観音様で有名な島根県の一畑寺(いちばたじ)。一畑さんと通常親しく呼ばれている。朝一番のお参りということもあったのだが、境内、そして本堂、観音堂など至るところ細部にわたり整然として、一点の汚れもないたたずまい。すれ違うお坊さんたちのキレイな言葉遣いと礼儀の正しいこと。そして参拝後、トイレをお借りしてまたびっくり。ここのお手洗いは、入るのもためらわれるほど床も、そこかしこもピカピカ。全国から参拝者が絶えない大きな有名なお寺であるのに、そこで働く人のこの謙虚さは何?そして行き届いたこの掃除は何?学ぶところがたくさんあった。ここは瀬戸内寂聴さんのいう非日常の世界ではなかった。一畑さんは時代は変われども1000年以上前からこのお寺に係わってきた人々の日常そのものだった。謙虚で、まじめな生活の積み重ねが今の一畑さんの姿。これぞ、まさしくお寺だと深く感銘を受けた。(トイレがあまりにきれかったので写真に収めずにいられなかった)
           
12月2日 (金)
☆想定外☆
 今朝はなかなか布団から出られなくて、5時ごろやっと起き出す。同居人の風邪がうつる寸前のようで、のどが痛い。そして舌の先と唇の裏側に口内炎。熱いコーヒーなど飲めやしない。「風邪がうつった?」と聞く同居人の前で「風邪などにはまけないぞー!エイエイオー!」と空元気の気合を入れる私に苦笑いしながら出勤して行った。
 昨日、今年の流行語大賞が決まった。その一つにホリエモンの『想定の範囲内(外)』という言葉が選ばれた。最近の友人との会話。「55歳になったので自分の年金がいくらもらえるのか社会保険事務所へ出向いて調べてもらったら、一体いくらだと思う?もう、がっかりしちゃってねぇ。たった5万よ。22年間も厚生年金かけたのに・・・これから60になるまで年金かけ続けても5万5千円だって。」「会社勤めしてないときは国民年金かけてた?」「それが、かけてなかったのよ。」年金は加入期間40年が満額とみなして計算するから彼女は加入期間不足。彼女にとって想定外の出来事。そしてもう一人の友人は58歳で早期退職して500万円も退職金上乗せしてもらって何千万円も退職金もらった。退職金が入った当時は嬉しそうに「いま、わたしがここらで一番お金持ちかもしれない。」なんて悦に入っていた。それがこの間はなしているともう退職金ないらしい。「エーッ、まだあれから数年しか経ってないじゃない。一体何に使ったのよ!」それが「子供たちにもすこしではあるけどあげたり、なんやかやとなくなった。」開いた口がふさがらない。「そんな無計画なことして。お金使いすぎよ〜。」などと言わぬでもいい小言をつい彼女にグチグチ言ってしまった。彼女もこんなに早く退職金がなくなるとは想定外だったに違いない。そして、私も人のお金があろうがなかろうが別に関係ないけど思わず本気で叱ってしまいこれまた想定外。
『想定外』ってことば割合便利ね。
12月1日 (木)
☆肱川あらし☆
 今日から12月。HPのトップの写真も紅葉から模様替え。写真は11月5日に撮影した肱川河口の長浜大橋(赤橋)付近。11月5日はお天気のいい日で、ひょっとして肱川あらしが見られるかも・・・と期待して到着した午前9時。地元の人に笑われた。「肱川あらしを見に来るのだったら、朝7時ごろおいでなはいや。」とのこと。9時ではちょっと遅すぎたらしい。その日もかすかではあるが白い霧が流れてはいた。地元の人はこの肱川を下って海へと流れる真っ白い霧を「あらせ」と言うらしい。
 昨年の11月、松山から関空へ行く飛行機の中からも、肱川あらしを見ることができた。肱川上流の大洲から肱川河口まで帯状に真っ白い霧がたちこめ、美しい水墨画さながらの光景が眼下に広がった。
飛行機の中から撮影の肱川あらし
今月の曲『会いたくて』