南米 ペルーの旅

2008.11.23〜12.01





ペルーへ旅行したのは2008年11月・・・あれから・・・1年半という時が過ぎ去りました
この旅行は私自身ほんとうに気の進まない旅でした
体験したことのない標高4000メートルという高地・・・高山病予防の知識をネットで勉強し、ダイアモックスという高山病予防薬を購入したり、食べる酸素まで取り寄せたり…
正直なところ旅行に行く前から気疲れしていました
1年半という時間を置き、ゆっくりとこの旅を振り返ってみますと、あのとき少々無理をしてでも行ってよかった・・・すごいところへ行ってきたんだという感慨が沸々と・・・
世界遺産のクスコの町も・・・チチカカ湖も・・・ナスカの地上絵も・・・そしてマチュピチュも・・・
あのとき私の身体を包み込んだアンデスの風を少しでもお伝えできればいのですが・・・

※ 画像をクリックするとスライドショーにリンクしています。よかったら見てくださいね♪
 


★リマ

クスコ

クスコ→マチュピチュ
ペルーの首都・リマ
旧市街地(歴史地区)は世界遺産に登録されています
インカ帝国を滅ぼしたスペイン人は首都をクスコからリマに移しスペイン式の大掛かりな街づくりをしたようです
かつてはインカ帝国の首都であり、インカ文明の中心であったクスコ
500年ほど前、スペインのピサロ率いる侵略者200人ほどによりあっけなく滅亡
インカの建物はほとんど破壊され残った精巧な石組の上にスペイン人が西洋の建造物を・・・
クスコの街も世界遺産に登録されています
早朝クスコ(標高3600m)を出発。マチュピチュ行きの列車に乗るためにオリャンタイタンボ駅(標高2800m)までバスでひた走りました。車窓から見るアンデスの山のきれいなこと・・・オリャンタイタンボ駅から高原列車に乗りマチュピチュの麓アグアス・カリエンテス駅(標高1888m)へ・・・そこでマチュピチュ行きの専用バスに乗り換えいよいよマチュピチュです



★マチュピチュ

★ララヤ峠

シルスタニ遺跡
映像などでは数え切れないほど見たことのあるマチュピチュ遺跡でしたが、実際にこの遺跡を目の辺りにしますと足がすくみました
旅先でいつも感じることですが『百聞は一見にしかず』
こじんまりとした遺跡に見えますが歩き回ると1日では歩ききれない広大さです
日本人世界遺産人気bPとのことですが、納得!
クスコからチチカカ湖のあるプーノまでバス移動
今回の旅でもっとも標高の高いララヤ峠(4335m)越えです。左の車窓からはアンデスの山並み、右の車窓からは赤茶けた大地や遺跡のなごり、アルパカの群れなどスケールの大きい風景は目を閉じる隙を与えてくれません・・・
チチカカ湖のあるプーノの郊外にあるシルスタニ遺跡は紀元前1000年、先インカ、インカ時代にかけてのチュルパと呼ばれる石造円塔型の墳墓跡。形をとどめているのはわずか6基。遺跡を囲むようにウマヨ湖があり、遺跡からの眺望は抜群にすばらしい。標高4000メートル、遺跡までは標高差200メートルの上り。ゆっくりゆっくり歩きます・・・感じるのは風のそよぎだけ・・・時間が止まってしまったような空間



★チチカカ湖

★ナスカ地上絵

★ナスカホテル 
トトラという葦を堆積させてできた浮島・・・
トトラで作った舟にも乗ってみたかった
今回のペルー旅行で一番楽しみにしていたチチカカ湖。
現地人の衣装にも袖を通して記念撮影。この写真はさすがにお見せすることはできませんが(笑)
小型セスナでめぐる荒涼とした平原に描かれたナスカの地上絵
5人乗りセスナは右に左に傾きながらどちら側の窓の人にも見えるように丁寧に遊覧してくれます
朝日に照らされてクッキリ浮かび上がる地上絵は不思議の世界・・・
ホテルでゆっくりくつろぐ・・・
こういう時間は旅ではとても大切だとおもいます
ハゲタカの止まり木もある野趣溢れるホテル
そうそう孔雀の家族もローカを散歩していましたよ
散策中、ホテルの方がジャカランダの花を手折ってプレゼントしてくれたり・・・女冥利につきます(笑)


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