余部鉄橋(あまるべてっきょう)
兵庫県香美市香住町  2005.07.17撮影

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2006年4月より余部鉄橋の架け替え工事が始まる。
この橋の後にはエクストラドーズド橋(エクストラドーズドPCラーメン工法)による新橋梁が架かる。

現在の橋は明治45年から約95年間使用されたトレッスル式鉄橋である。トレッスル式鉄橋としては日本一。
この餘部鉄橋を残そうという動きがあるようだが、残っても橋脚1〜2本にとどまるそうだ。
私も7月17日には香住駅から2駅目の余部駅まで列車に乗りこの餘部鉄橋を通過した。

1985年 『夢千代日記』 東映映画 主演 吉永小百合、北大路欣也・・・
この物語、列車が餘部鉄橋を通過しているとき車輌から若い女性が飛び降り自殺をするところから始まる。
山陰の湯村温泉を舞台に繰り広げられる人情味あふれる夢千代日記。餘部鉄橋があまりにもよく似合っていた。






香住駅⇔鎧駅⇔餘部駅 この間は山陰の松島といわれる海岸線を見ながら列車は快走


餘部橋梁 概要

着工 明治43年12月      開通 明治45年3月1日
高さ 41b45    長さ 310b59    橋台 2基    橋脚 11基    鉄けた 23連    工事費 331,535円
 




香住駅前

香住は水産の町 
冬にはカニを食するため多くの人がやってくる




10時18分発の列車に乗る





香住〜餘部 乗車賃200円
1900円の値段を見てびっくり!これは10枚つづりの回数券だった









余部鉄橋の絵画
大勢の利用者でにぎわう様子がよくわかる。餘部の列車は生活手段だった





聖観世音菩薩
1986年12月に回送列車転落事故があり
数人の犠牲者を出した。


















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